小笠原一航海_資源循環事情_161028

ツアーは15時には終わったので、ビジターセンターやら役場をうろうろしてました。役場に何しに行ったって?おもしろい統計資料とかがあるかというのを見に行きました。小笠原村って、元プロ野球選手の小笠原道大を応援しているってなってました。後で調べたら観光親善大使になっていたみたいです。でもそしたら小笠原慎之介選手やサッカー小笠原満男選手もいけるやん?って思ったりもしましたが・・・

環境課にいってみたら、この島の環境下は自然遺産関係の仕事が大半で、資源循環は建設水道課だと言われました。建物が隣にあるみたいで、普段島民もあんまり来ない感じの入り口でした。
IMG_3979.jpg

お部屋に入ったら観光客が何の用だろう?という不思議な雰囲気が漂いましたが、どうしましたか?と丁寧に質問してくださり、「この島の資源循環について聞きたいです」といったら「リサイクルとかなら○○さんかな」っていってご対応いただきました。

■島の人口
離島としては移住者が多く、人口自体は増えています。でも戦前の強制疎開前1944年は6,457人もいたんですね。1968 年の日本復帰時の782人から統計が再開されていて、徐々に増加。2016年現在は2,500~3000の間くらいでしょうか。

■ごみの量
1998年に1.3%だったリサイクル率が1999年には18.2%になってます。

【不燃ごみ】
1998年の623tから1999年に109tになっていて、家電リサイクル法(1998)ダイオキシン問題が関係しているのかなぁと。きちんと聞けばよかった・・・2,003年には不燃ごみ区分がなくなり、すべて焼却炉に向かっています。

2015年のリサイクル率は37.0%で、約430tの資源化の48%が古紙段ボール、次いで金属類21%となります。

【生ゴミ】
食品残さは基本コンポストにして、農家さんに無料配布とのこと。これは母島でも行われていて、父島より専業農家が多い母島ではもっとあってもいいくらいとおっしゃっていました。コンポスト化には木くずを使っているとのこと。理由は島の木の成長がはいこととシロアリが発生することです。薪として利用することもあるそうですが、暖房需要も少ないので、木の有効利用するためにも役立っているということでした。

【可燃ごみ】
こちらも1998年の2,196tから1999年に1,192tと約半分になり、2015年は686tになっています。

【焼却ごみ】
2,196tから1,192tと一気に減っています。その後焼却ごみは2008年に向けて下降。一時は662tまで減少し、2,015年は686tになっています。別表では788tが焼却ごみとなっていて、焼却施設へは707tが向かっています。その後管理型処分場へ焼却灰が埋め立てされており、140tとなっています。2,015年の埋立率は14%となってますね。

【粗大ごみ】
2003年ごろから29~40tでほぼ横ばいです。収集されたごみのうち焼却ごみ、粗大ごみは父島クリーンセンターにいきます。母島の焼却炉は2,002 年の11に廃止となって、父島への輸送となっています。

【資源ごみ】
これまた1998年に38tだったものが一気に1999年に253tに。2002年に170tまで減りますがその後2015年に418tまで増えているので、地道な分別が少しずつ浸透しているのかもしれません。生ゴミを加えた資源化料は428t。生ゴミ以外は一部陶磁器やガラスくずなどが安定型処分場に行き、残りはすべて本土出荷となっていて、2,015年は399tが出荷されていますが・・・なんで表の418tと合わないのかなぁ・・・

■処理施設
父島には父島クリーンセンターという施設が唯一です。母島にはありませんので、運んでくることになるとのことでした。施設規模(日量×施設数)で4.6t×1です。1日8時間稼働。年換算365日稼働だと1,679t、平日換算(約240日稼働)で1,104tになりますね。立地はやはり中心集落から離れた父島の南側でした。

■経費の特徴
2,015年の廃棄物の村負担の運搬費は1,160万円で処理費の120万円の約10倍です・・・もちろん動脈物流も同じなので、島の中で循環させることが最も経費削減になり、かつ原油価格にも影響を受けないし、化石燃料も使わないのでいいのでしょうね。これらは島しょ地域ではだいたい当てはまる事情のようです。

まぁパラオも例外でないみたいですけどね。。。パラオの循環スキームができたら、国内外の島しょに広がるといいなと思います。


■資料
資源循環資料セット_160630s.pdf
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