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11月2日 cool japan conference tokyo2「佐藤可士和氏 伝わらないものは存在しないと同じ」 #cooljapan

11月2日は経済産業省企画の、
COOL JAPAN TOKYO-CONFERENCEを聞きに行っていました。

雑感は当日書いたので、当日内容の共有までに掲載していきます。

本日は第2回。

セッション1 COOL JAPANを生み出す日本のソフトパワー

■登壇者
生駒芳子氏 (ファッションジャーナリスト)
佐藤可士和氏 (クリエイティブディレクター/多摩美大美術学科 客員教授)
杉山知之氏 (デジタルハリウッド大学 学長)


■生駒氏
海外に行ったら日本の発信力が弱いことに歯がゆかった
「我々には石油はないが文化がある!」

■佐藤氏
我々が思う以上に海外は日本をかっこいいと思っている
日本人が日本の魅力に気づいていない

ユニクロで意識したのは特別でない人に対するデザインの力
open前に決してお店に並ばないと言われるフランス人がユニクロに並んだ!

漫画、ギャル文化などが受けるのはなぜか?を理解する必要がある
世界は「あ・うん」ではない!


私の仕事は多数のコンテンツ(素材)からコンテクスト(文脈)を作ること
=ブランディング

そしてブランディングしたものをプレゼンテーション(表現)すること
日本と日本企業はもっとコミュニケーション力が必要である


■生駒氏
「ユニクロのコンサルで大切にしたことは何か?」

■佐藤氏
(既に企業内に)素材、長所はたくさんあった
海外進出の際日本のポップカルチャーの象徴として、ロゴはカタカナにした

例:日本人もハングル文字を読めなくともハングルだという記号認識ができる
  外国の人々も、平仮名、カタカナは読めなくても日本語だとわかる

■杉山氏
87年秋、MIT(マサチューセッツ工科大学)にて日本のアニメのインパクトを知った
工学研究科の志望動機→マッハ555で見た自動車を作りたい!
ハリウッドスタッフのモチベーション→いつかウルトラマンみたいな特撮を作りたい!

21世紀の変革点=ネットができた=国を超えた価値文化の共有が起こっている
20世紀米国で昔日本アニメを見た人はそれを日本アニメと気づかずに見ている

■生駒氏
なぜ意図せず日本アニメは世界へは進出できたのか?」

■杉山氏
元は欧米文化を借りてやったつもりが、
日本の文化が無意識的か意識的か別として入ってきていて、日本独自のものになった

例:セーラームーン=欧州の服装

■生駒氏
ファンションでもアラーキーは同様だった。
かつてないものを生み出した、前提的!

しかし、日本では受入れられず、世界がアラーキーを評価してから日本でも評価されるようになった
文化は価値付けがされると評価が変わる
価値付けの力が日本は弱い


■杉山氏
パリコレをフランスの10代女性がどう見ているか?
あれは30代以上の富裕層女性のファッション

フランスの10代女性から見て、日本の10代の女性は輝いて見えた

「なんて自由なの?」

例:渋谷109ファッション
日本人がそれに気づいていない

■生駒氏
これからは消費者が力を持つ時代になるだろう

■佐藤氏
Cool Japan について
日本にはコンテンツはあるし、民族的気質として真面目(おたく)である
だから良くも悪くも「知らないうち」に進化する

フランスが(ファッションにおいて)No1なのは、
彼らがNo1とプレゼンテーションするからである


日本も認められたいなら、評価軸をプレゼンするのが戦略として必要
日本の課題は日本のコンテンツを海外が評価付けしていること


■Cool Japanに必要なものの結論

①日本の価値軸を明確にして、
②様々な領域とコンセプトをつなげ、
③芯をぶらさずに発信しつづけること


「美意識」という授業があってもよい
伝道者が必要である!
縦割りをやめて横串で!


■生駒氏
「アニメがこれだけもりあがっているのに、日本が儲からないのはなぜか?」

■杉山氏
日本市場しか見ていなくて、安く海外に売ってしまった

良かった点:だから世界に普及した
悪かった点:だからそこまで儲かっていない

■佐藤氏
そこにはやはり戦略が必要になる
海外法人は日本企業に小さく取り組ませて、
成功したら、自ら出て行って日本法人を作ってしまう

例:今治タオル

商品はものすごく素晴らしかった
商品を使ってよかった!という声を発信することが重要

ロゴ製作してWeb販売が1100%になった
わかりやすくいいという「ブランド」が必要

■まとめ
佐藤氏
もう一度日本、企業、自分の価値を再発見することが必要
コミュニケーションがない、つまり伝わらないものは存在しないと同じ


杉山氏
本場感を持っていることが非常に重要である

生駒氏
3つのCが重要

Confidence(自信)
Creative(創造性) 本場であるということ
Communication(伝達すること)


■雑感

自分が地域に対して感じていたことが
間違っていないのかなと思えた。

素材、技術の力はある。
あとは、編集、ブランディング、販売の問題であると。
それは日本国内全体を見てもいえるのだと気づかせてくれた。

「あうん」が通じるのは、
文化、生活的背景が同じである場合に限る。
そしてそれはコミュニティが「血縁」「地縁」だった場合に可能だったこと。

長い時間を同じ生活、文化で過ごせず、
多様な背景を持った人が市場を形成する今、
やはり「わかりやすく、明示する」ことが重要。

一つ思うのは、
「わかりやすく誤ったPR」を、
きちんと消費者が気づけることも重要。

森を守ろう!=木を切るな!
マイ箸=エコ

など、誤解を与えるPRがわかりやすいと、
それこそ恐ろしい結果を引き起こす。

※注
森を守る=木を切るな

木を切らないことが森林保護につながるのは、
森に木が足らない場合であり、
日本の森林の多くは過密すぎて、
必要なのは間伐であり、間伐材の利用が課題。

マイ箸=エコも何と比較するかによる。

間伐材のワリバシなら使って、その後エネルギーにするのが良い。
マイ箸が石油製品から出来ていれば、
それはちっともエコではない。
そしてそれを化学洗剤で洗っていたら、もっとエコではない。

そもそも「エコ」とは何かはここでは定義するつもりはないが、
佐藤可士和さんがおっしゃっているように、
「なんでそうなのか?」を理解する努力が
我々一人ひとりに必要とされていると思った。
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