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11月2日 cool japan conference tokyo3 「良い顧客が良い商品を作り出す」 #cooljapan

11月2日は経済産業省企画の、
COOL JAPAN TOKYO-CONFERENCEを聞きに行っていました。

雑感は当日書いたので、当日内容の共有までに掲載していきます。

本日は第3回。

3. セッション2 Cool Japanを支える日本のものづくり

■登壇者
奥山清行氏 (KEN OKUYAMA DESIGN 代表/工業デザイナー)
隈研吾氏 (建築家/東京大学教授)
鈴木一義氏 (国立科学博物館 理工学研究部 科学技術史グループ長)
中村義明氏 (中村外二工務店 代表)

Cool Japanのとらえ方+自己紹介

■奥山氏
地場産業+山形の電気自動車のデザインをしている
デザインをビジネスに!

日本の産業の特徴
 現場裁量が大きく職人のクリエイティブが認められている国
 それはイタリアと日本ぐらい

 日本が技術にたいして誇りをもちすぎていて、その利用方法が弱い
 例 技術=食材 デザイン=料理 料理人が足らない


■鈴木氏
地域から国を超えて、世界へ
日本は自信を持ちすぎる部分となさすぎる所が激しい
文化をまとったものづくりを!
例 炊飯器 もったいない 

URUSHI=日本という意味 海外が漆の黒さに憧れてそう呼んだ
 →ピアノが黒塗りなのもそういう日本への憧れから

ブランドとは、歴史による自信(内)と、信頼(外)
我々は自分を知る時代に来た


■中村氏
ものづくり=素材との戦い

昔は顧客が素晴らしく、もの(品質)を良く知っていた時代
今は顧客が何も知らず、予算すらない時代

例 仕様書にスギとある
スギといっても吉野杉、秋田杉、いろいろある

今は視覚だけで判断している 私は五感でとらえる
例 冷たい→硬い で表現 暖かい→やわらかい で表現

今までの匠はそこまで考えていた
今はファッション(流行)にすぎず「本物」にならない

いいクライアントと会えるのがいい作品を作るポイント

■隈氏
中村さんの倉庫には「いい素材」がたくさんある
そこに入っている木を見ると数百万円払いたい気持ちになるから不思議

■隈氏
「日本には技と素材がそろっていた、今日本は料理が下手ですが、イタリアはうまいですか?」

■奥山氏
イタリアの中小企業は下請け企業ではない
客のニーズが直接フィードバックされるため客のニーズを直接知ることができる


イタリアの客は建設的に厳しい
作品に妥協しないが作り手その人には優しい
顧客のセンスが素晴らしい

一方で日本は文化的に豊かな暮らしを失った
「あこがれ」がなく需要が減った

格差はつきすぎるとよくないが「あこがれ」は育てるべき
「あこがれ」を延ばして、皆がそれを目ざす、そういう国は強い

■鈴木氏
日本はart と 用の美 がごっちゃになってしまったが分けるべき

Art ・・・神に向かって作る 形式美
用の美・・・一般の人の生活の中から生まれる美
(作品の背景に)文化があってその理解を深めないとその作品は売れない本来日本人はそれが上手なはず!

■隈氏
「いいお客と出会うのが重要であり、
またトラブルもよくないお客が引き起こすものですが、断り方はどうされていますか?」

■中村氏
「これ以上できない。今忙しい。」が断り(笑)
京都といえども、昔は物が無かった。物が無い中で集めてきて、勉強して文化を創った。
集めて触って工夫するというのが重要。

「伝統とは、素材との戦いで勝ち残ったもの」と思っている
「作り手が喜べば、客は必ず喜ぶはず」

■奥山氏
難しいポイントの一つは作る数にもあると思います
世界で大量生産するとなると、何の素材でも作れるようにする

しかし、車のボディの型の素材が木だと、製品を木の色で塗ると木に見える
粘土型(日本)だと粘土色に塗れば粘土に見える
それくらい型はデザインに重要なものである

車が完全に手段化して、所有する必要性が薄れてきた今、
自動車産業がどのようなスタンスをとるのか非常に関心がある

■鈴木氏
日本は島国なので、わざわざ教えなくても日本人である
(だから無自覚のアイデンティティという特性がある)

しかし、小さい頃からわからずともどれだけ匠の場に行くか、子どもを連れて行くか
頂点あるいは箍(たが おそらくポイントの意味)を知ること
不易流行 が重要だが、何が不易なのかを見極めることがポイントになる

■隈氏
ヒエラルキーがある意味日本の文化を支えていた

■中村氏
「いいもの」=日本の心 清らかさ

今はただ安く、視覚的に「いいもの」を安易に求めすぎている
昔は物が無くても、何か一つ一流の品を持っていた。
その何か一つ「一流を知る」ことは、世界に出たときに必ず活きる


建築家は客にとって、人生で一番高いものを作っている
その分自らを律せなければならない。


服装、身なり(ひげを生やしている奴や話の最中にお茶飲む奴には会わんし話さん)
昔自分も長髪だった、松下幸之助の奥さんはその身なりでは会わせてくれなかった
後日短髪にしたら、会わせてくれた

■隈氏
韓国、中国のデザイン力の発展はすさまじい
日本は今の発信を続けられるか?

■奥山氏
ポイントは2つ

1 なんでも取り入れて出していく
2 日本古来のものにこだわって出す


■鈴木氏
ディレクター、コーディネーターをもっと増やすこと!地震大国なのに高層建築を作ったのは日本だけ!
古くは法隆寺5重の塔、今はスカイツリー

■隈氏
先ほどの中村氏の例に近く、岡倉天心の有名な言葉がある
弟子が海外のイベントに着物を着ていっていいかと問うた際、
「君が英語を話せるなら、着物を着ていっていいよ」といった。
相手とのコーディネート力、コミュニケーション力があるなら良いという意味

■雑感

やはり技術はあるとのこと。
問題は表現方法と売り方、編集の仕方、発信の仕方。

日本の地方にも技術や哲学、文化、たくさんある。
それを再編集して、商品化すること。
顧客に伝えること。
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