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12月7日_マザーハウス山口絵里子氏9「自分がピンチのときに自分と同じことを言ってくれる人を育てる」

12月7日は大和証券ミュージックセキュリティーズ共催の、
ソーシャルビジネスカレッジに参加して、
マザーハウス山口絵理子さんの話を聞いてきました。

しばらく続けて講義メモをお届けします。
今日は最終回。

しかも質疑応答なので、一番Webに載っていない内容です。


10. 質疑応答その2


Q組織が大きくなればなるほど理念が届かなくなってくるという一般的現象に対してどうお考えですか?

A 今のスタッフにはとても感謝しているし、問題はない
 ただ、そうはいっても組織が大きくなると距離感はどうしても出てくるので、そこは悩んでいる

会社の柱となる人たちを何人創れるか
自分がピンチのときに自分と同じことを言ってくれる人を育てる

特にバングラディッシュでそういうスタッフを育成するのに苦労した
この人材育成に4年をかけた


今後藤というスタッフが現場で私に代わり理念を伝えてくれている
あまりに厳しいので、時々私が宥めているくらい(笑)

とっても助かっている
売上云々より、そういった人を何人創るかが重要だと思っている

Qネパールでの経営について詳しくききたい

Aバングラディッシュの自社工場の成長過程を見て他国でもいけると思った

観光産業しか無いネパールが今後どうなるか見に行った
観光労働者にとっては素晴らしい国=水も自然もきれい

■課題
他に産業が無い
バッグも革の会社も1社しかない
なめしの技術もない=原皮をインドに流すだけ

私は危機を説いたがネパール人は楽観的
バングラディッシュは危機感も貪欲(インド)さもあった

 素材はシルクだけ ほとんどの素材をインドが管理
品質管理=素材管理

■対策
ネパールで最初にやったのは、インドからシルクを持ってきて、
ネパールで生地化、インドで織って、バングラで製品化

インドとバングラのミシンでは違う品質になった

失敗から重要なポイントに気づく

生産とは集約化しないといけない
ブランドの品質管理


バングラディシュで生産したが、素材はネパール・・・
うまく行かなかった

結果ネパールで製販一環のモデルに切り替えて、今ネパールでやっているのはそれだけ

Q今後貴社が大きくなったとき、経営とデザイナーの両立は難しいと思うが、
 どちらを選ぶか、そしてその際どう考えるか

A 同じことを先輩から言われた
 コムデギャルソンの川久保玲さんしかいない
 彼女は1000人に一人の人で両立は非常に難しい

 悩んでいるが、バングラディッシュで
 バッグを作ること以上に難しいの?って、思っている→やってみないとわからない

 社長である私が工場で、工員と同じように作業していることが工場のプライドを育てている

 9:00に来たらいいのに、みんな7:30に来て、ミシンの練習や検品の勉強をしている
 日本人が夜中の24:00まで仕事をしている姿を見て、タイムカードを切った後にも仕事をしてくれる

 大事なのは、私がデザイナーに集中しても会社が回ること
 日本のスタッフのおかげで日本のことは心配しなくて良くなってきた

Q国際機関は本当にだめなのか?

Aインターンで数ヶ月しかいなかったし、あくまで私の主観です
 自分の限られた経験の中で現場がリアルに感じられなかった
 当時は現場を見てみたいと思っていっただけで、ずっと現場にいるとは思わなかった
 最初はビジネスをやるつもりもなかったが、2年の現地滞在でやりたいことが見つかった

<おしまい>

■雑感
営業、広報、PR、販売促進、すべてに言えることは、
自らの価値を売り込むのではなく、わかりやすくターゲットに伝えることだと感じた

本当に相手にとって必要なもの、魅力的なものであれば、自然と需要は起こるはず

まずは自社にしかないコアの理念、社風、商品は何かということを
明文化し可視化することが重要だと思った

起業家=普通の人がうまく避けることを、真ん中をぶち当たって乗り越える人

本当に29歳なのかというくらい、経営者たる覚悟が言葉から出ていた。
特に、人材に関する考え方、経営に関する考え方、
すべてにおいて明確でわかりやすかった。

特に経営の柱に、理念浸透とモチベーションコントロールを意識して、
策を実行していることがすごい。

そして、常に課題に対してきちんと対策をうっている。
このシンプルな原則をきちんと出来ている企業は案外少ない。

 ※先進国ビジネスは課題が見えづらくなっている
 ※モチベーション管理も転換を迫られている
  というのも事実だが。
 
自分ごととして、日々改善のスピードを上げたい。

マザーハウスの強みはまさに山口氏であり、
逆に山口氏が身一つで支えているところが弱みだとも思う。
とにかく山口氏には身体を大切にして、持続可能なビジネスにしてほしい。
あまりにすさまじいスピードで生きてらっしゃるので、
長生きしてほしいと思った。

ちなみに12月19日はマザーハウス新宿店に行って、
山口さんとお会いしました。

とても丁寧な方で、
いろんな苦労を踏まえて強さを見につけた上の、
優しさを感じました。

うーん、29歳であそこまでできた人あんまり出会った事ないわ・・・
ファンになりますね(笑)

ブックカバーと裸でも生きる2を買ってきました。
店員さんに「包みはプレゼント用にしますか?」と言われ、
「いえ、自分用です・・・」と答えざるを得ないところが、
悲しかった・・・

※下記参考情報

■追加情報① 書籍
山口さんやマザーハウスに興味をお持ちでしたら、
ぜひ書籍「裸でも生きる」「裸でも生きる2」を読んでみてください。

■追加情報② 山口絵理子さん店頭に立つ
【Colette・Mareみなとみらい店】
 12月18日(土)14時~18時

【小田急新宿店】
 12月19日(日)14時~18時

【モザイク銀座阪急店】
 12月23日(祝)14時~18時

詳細はマザーハウスニュースより!
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テーマ : ソーシャルビジネス
ジャンル : ビジネス

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