12月17日 静岡市葵区梅ヶ島大代地区 「学生さんに期待すること」

12月17日は静岡市葵区梅ヶ島大代地区の農家 依田健太郎さんのところへ行っていました。

この地域は静岡大学の学生さんが一社一村運動をしている、
静岡市葵区梅ヶ島大代地区のすぐ近くで、
静岡大学援農隊がお世話になっている農家さんの一つです。

時期的に山葵の収穫時期だったので、
依田さんのご行為に甘えて山葵の収穫体験をさせていただきました。

依田さんの山葵畑は、
三代もので、おじい様とお父様、そして依田さんご自身が作られた、
畑になっています。

山間の日が当たらないところの川に、
石を敷き詰めて、段々にして作られています。

山葵のポイントはなんといっても、水と土。
農薬などは一切使いません。

山葵の収穫は川に育っているものを手でぬくため、
手袋もできません。。。とっても冷たかった。

山葵収穫収穫作業

抜いた山葵は大・中・小にわける。
小さいのは山葵漬にしたり、来年の種にするそうです。

「いい種を見分けるのが本当に難しい。
 おやじと比べたら俺はまだまだだよ」とおっしゃっていました。

学生さんをたびたび受け入れられているので、
私にもわかりやすく説明をしてくださいました。

長靴もいくつかストックがありましたし、
受け入れなれなさっているなと感じました。

■大学や学生さんに期待すること

「草抜きとか労働作業を手伝ってくれるのは確かにありがたい。
 でも地域が困っているのは、経済が自立できないから。

 俺は食っていける専業農家だが、他の多くが兼業農家。
 そして、どんどん農家をやめて行っているし、
 若いやつは街へ出て行っている。

 大学あげて地域おこしをやるのなら、
 きちんとこの地域で経済がなりたつような仕組みを作ることに挑戦してほしい。」

■自立のカギは生産販売一貫のスタイル

ちなみに依田さんは、大学に行っても遊ぶだけだから、4年間自由にしてほしいと
父親にお願いし、若いとき自らお茶や山葵を東京に売りに行っておられました。

その際、営業を身につけられ、
出口(販路)から考えてものを作るということを常に意識されておられます。
こんなに市場原理や経営に強い農家さんに初めてお会いしました。

生産だけでなく、販売まできちんとなさるから、
自立して生計がたつのだなと思います。
契約栽培のような形で一定のお客様もいらっしゃいます。

「農家ってのは厳しいよ。
 一回でも変なものだしてみな。なかなか次はないよ。

 でもな、いい客は1回だけチャンスをくれる。
 その時自分は課題をもらって必死に改善するんだ。
 その繰り返しでなんとかお客さんとつながり続けられるんだ」

「あとな、全国に出るんだ。全国大会だ。
 そしたら全国で頑張っている奴がたくさんいる。
 切磋琢磨できるし、お互い情報交換できる。

 新しいことを始めるときは、すでにやっているところに見に行くんだ。
 そこから盗んでくる。
 地域の中で閉じこもっていたらだめだ。」

情報を集めるには、人とのつながりが重要。
人とつながり続けるには、提供できる情報と技術が必要。

だから、情報を集めるには情報を発信すること。


■後記

本当はお茶のところで、生物多様性にも関係するとてもおもしろい話も聞けましたし、
静岡大学のプロジェクトでもいろいろ参考になることもうかがえましたが、
おそらく公にしてはいけないと思いますのでここには書きません。
帰りの車で学生さんにはこそっと私見をお伝えして帰ってきました。

後日、依田さん、2年ものの山葵と、
山葵漬を送ってくださいました。
今帰省していて実家の父がすごく喜んでいます。
私も初めて山葵漬おいしいなぁって思いました。

つないでくれたTさん、ありがとう!
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