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あなたの力で地方が変わる!~都会と地方のイメージギャップ2~

前回に続く投稿です。

■前回の復習
都市と地域のコーディネートする際の課題=地方の方と都会の方のイメージギャップ

■2つのズレ
・スキル面
・コミュニケーション

スキルについては、1つ前の記事をご覧下さい。

■前回の前提

■都会にいる人の地方に対するニーズ
①農林水産業に携わりたい
②都会の忙しさに疲れたので田舎でのんびりしたい
③田舎で誰にも干渉されずひっそり暮らしたい

■地方の都会から来る人に対するニーズ
A 私達にできないことで力になってほしい
B 地域にしっかり入り込んで、きっちりコミュニケーションをしてほしい
C 地域の祭りや普請(清掃や治水、消防団など)にも積極的に関与してほしい

■今回のテーマ
今回は②③のコミュニティ面でのギャップの問題です。

■コミュニティの分類
コミュニティを人と人とのつながりだとすると、
下記4つが挙げられます。

血縁(血のつながり)
地縁(地域のつながり)
職縁(仕事上のつながり)
好縁(同じ趣味や同好のつながり)

好縁という言葉は、1996年に作家の堺屋太一さんが好縁という言葉を使われたところからの引用です。

青森県深浦郡大間越

■地域の分類
地域を都市、都市郊外、農山村にわけます。

■コミュニティの違い
農山村のコミュニティ=地縁中心
都市のコミュニティ=職縁好縁がメイン

■コミュニティが違う理由
大きく三つあります。
①人口の変動 ②年齢構成 ③仕事  

①人口の変動
他地域からの人口の流入があるからこそ、都市は人口が増えます。
そして、主に都市に移り住む人は仕事を求めて移動します。よって、職縁がメインです。

現状多くの農山村は人口が流出こそすれ、あまり流入していません。
つまり、昔からそこにいた人でコミュニティが形成されます。
ですから地縁がメインになります。

②年齢構成
農山村から都会に移動するのは、主に若者です。
最初の移動機会は大学進学、次が就職です。
よって、農山村は高齢化しており、都市は農山村と比較して年齢は若いです。

③仕事
バブル崩壊で終身雇用が崩れ成果主義に移行し、
転職が当たり前になった現在、より多くの人が、
職縁好縁の比重を広げているのではないでしょうか?
若者に飲みにけーしょんが通じなくなったのもこういう背景があるかもしれませんね。

■三次産業=仕事は場所に制限されない
隣の会社が何をしていようが、そこまで大きな影響はありません。
ましてや対法人の仕事をしている企業であれば、
双方近所が何をしていても仕事に影響は少ないです。


■一次産業=仕事が場所に制約されます。

隣接地が自分の仕事に影響します。
地域の水利用などは昔から地域ごとに厳しい決まりごとがあり、
みんなで地域の自然を守り、それを利用するというスタイルです。
隣の人は何していて、どんな人なのかわからないというのはありえません。

■地方コミュニティのニーズ

農山村のコミュニティが一次産業主体、かつ地縁であるからこそ、下記のニーズが出てきます。

B 地域にしっかり入り込んで、きっちりコミュニケーションをしてほしい
C 地域の祭りや普請(清掃や治水、消防団など)にも積極的に関与してほしい

それに対して、都会の職縁好縁中心の人達は、
下記ニーズで移るとコミュニケーションや価値観のズレが生じてしまうケースが多くあります。

②都会の忙しさに疲れたので田舎でのんびりしたい
③田舎で誰にも干渉されずひっそり暮らしたい

当然、農山村のニーズを理解して適応できる都市の人は
より多くの地方地域に適する場所を見つけられる確率は高くなりますし、
多くの地域とつながりを作れます。

また、都会の人のニーズを理解して、適応できる農山村は、
多くのIターン者を呼び込むことに成功しています。

ということで、都市と地方のニーズとコミュニケーションのギャップを理解し、
解決できるかどうかが、地方に関る上で、重要なポイントとなります。

■結論
地方のニーズに沿った都会人のスキル提供で、
地方コミュニケーションスタイルを理解し実践していけば、
今都会の皆さんが身につけた力を応用することで、
十分双方が満足する関係が築ける可能性があるということです。

■もう一度出版の背景
漠然と地方ビジネス=一次産業などと考えている方々や、
自分は地方に行っても何もできないと思ってらっしゃる方々に対して、
入り口でずれないためにという目的でこの本の出版に携わりました。

実際、本書の中には、都会から地方へ入った方々の実例も書いてありますし、
それを仲介する団体の紹介も行っています。

もし都会で、地方移住の行動を起こそうとして検討されている方や、
何から手をつけて良いかわからないと言う方のために、
この本がお役に立てればこれほどうれしいことはありません。

■地域活性化や一次産業に関心のある方へのツール
①地域と人材を結ぶコミュニティサイト
 「AISE LINK」(無料)
 
②農林水産商工の持続可能経済を作る「ドゥタンク」アミタ持続可能経済研究所
 メルマガ「持続研通信」(無料)

③森は地域の宝もの 株式会社トビムシ(無料)
 メルマガ

■注釈
この記事はあくまで私個人の見解です。また私は学者でなく、実行者ですので、
上記は私の体験から出した仮説にすぎません。
地方と言ってもすべての地方が千差万別です。
その前提でのご理解をよろしくお願いいたします。

地域ビジネス起業の教科書―地域で働きたい人がはじめに読む本
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テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

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