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定置網について_2月19日_神津島漁業就業希望者研修

旅館に戻ってからは、定置網について、
漁師さんに説明していただいた。

100219_定置網について


定置網とはその名の通り、
定まった場所に仕掛ける網のこと。
http://izumisawasuisan.com/teichi.html

説明していただいた定置網は、桝網類に近かったです。

神津のシーズンは3月~11月くらいまで。
冬場はもっぱら道具の手入れ。
浮きの藤壺をとったり、網を修理したり、
その手入れで翌年の漁果が決まる。

手入れしているところ。
100219_定置網道具手入れ (1)


大掛かりな網なので仕掛けるのに、
約1ヶ月かかるそうな。
また、台風が来ると波で仕掛けが壊れるため、
台風が来るごとに一度網をはずさなければならない。

そのためシーズンごとに3~10回程度のはりなおしが必要とのこと。
網が流されないために、海底にコンクリートを沈め、
そこからロープで網を張る。
設計図はまるで建築設計物のようだった。

年間水揚げ目標は3000万円前後。
定置網は1億5千万円ほどの投資が必要なので、
6年以上もたないとなかなか厳しいのが現状か。

定置網の良いところは、
魚が網にかかっても、海水の中で泳いでいるため、
弱らないこと。

海水のまま水揚げして、
取り扱いに気をつければ、魚の鮮度は保たれて、
市場価値も高くなる。

魚には絶対素手で触らない。
ゴム手袋をぬらして扱うそうだ。
魚にとって人間の体温で触られることは、
火傷に等しいダメージを与えるからとのこと。

また、神津の定置では小さい魚は絶対に海へ返すそうな。
生きたまま確保できることが大きい。
水揚げの際に魚にダメージがあっては、
仮に返したくてもダメージを受けてしまうので、
普通は死んでしまう。

100219_定置網について (1)


「漁師の中には小さかろうが、卵をはらんでいようが、
 市場に出してしまう人もいる。
 でも小さいまま市場に出しても値がつかない上に、
 資源の枯渇につながる。
 今でなく将来子供や孫に資源を残さないと、
 神津の漁師は存続できない。
 これからの漁師は1匹あたりの付加価値をいかにつけるか、
 それにこだわって欲しい。」

資源管理を意識して持続可能な漁を行っている漁師さんの、
熱い心意気にふれることができた。
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テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

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