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日本の町並み再生と文化ツーリズム 株式会社 庵 梶浦様

ちょっと神津島の件はお休みにして、
25日にあった素敵な出会いについて。

先日はSさんとの打ち合わせに来られた庵の梶浦様と、
急遽お話する機会を得ました。

京町屋の再生や伝統文化の体験を観光化して、
海外の富裕層に対して提供している会社。
日本の地域でも空き家のリフォームで見事ツーリズムを成功させている。
TOPの方はアレックス・カーという方で、今度熊野会長が参加される
第4回サステナブルデザイン国際会議でも講演されます。

http://www.sustainabledesign.jp/2023/2010/01/post-3.html

株式会社 庵
http://www.kyoto-machiya.com/

アレックス・カーさんが日本の文化の素晴らしさを伝えることをビジネスとするため、
5年ほど前に京都の町屋の空き家を改装して、宿泊できるようにしたところから始まり、
今では能や狂言などを体験させるプランまで提供されています。

「最初は町屋を改装して宿泊できるようにしたいって言っても、
 全くとりあってもらえませんでしたよ。いろんなところに何度もお願いしにいって、
 そのうち1人不動産屋で私達の志に乗って貸してくれる家がでました。」

「いざ改装しようと思ったら、これまた文化財なんで国の法律でがんじがらめになっていて、国土交通省や観光庁とずいぶん交渉しました。大事にしているのは、ただ昔を再現するのでなく、現在の快適さとマッチさせること。だからレイアウトなどもこだわって、ソファーとかも置いています。」

和と洋が見事にマッチしているデザイン写真が会社案内にもありました。

「最初の一つが成功すると、徐々にまわりの人も使ってくれという声が増えてきました。だってなんにもしなくても空き家を借りてくれて、回収してくれるんですから。」

賃貸料、改装料を支払っても尚、収益化できるとのこと。
このモデルを使って、今5地域ほどの町並み保全のコンサルにも取り組んでらっしゃるそうだ。

「町並みを保全し、観光化するという行政の号令で大体問題になるのは空き家です。
 空き家は住んでいる人はいないが、持ち主はいる。売りたくないし、つぶすのもだめ。結局空き家が問題になるので私達の出番になる。」

「地域のツーリズムが成功すると、人が来る。人がくれば食が伴う。
 地域の主婦に朝食のお弁当を作ってもらえば、職ができる。
 Iターンの嫁に運営してもらえば職ができて、地域でまわせる。
 我々は空き家改修を軸にして、住、食、文化でツーリズムを行っているのです。」

単なる観光だけでなく、そこに付随して雇用を生み出し、地域の自立を助ける。
もしこれが実現しているならすごいことです。

「ただね、細かいつめをどうしてもさぼっちゃうんだな~地域の人は。
 そこが大事なのにと。」

・古きを活かし、現代の利便性と掛け合わせる
・新しいことをやるときはやはり1つ成功事例を作ること
・地域で回せる仕組みづくり
・細かいサービス(ホスピタリティ)が重要

今後甲賀市の都市農村交流事業や養父市の廃校PJなど、
様々な連携が考えられます。
とても良い出会いでした。


■その他学んだこと

・農家民宿は、既にやっているところは別として、これからは参入しないほうがいい。
 全国的にやっているから、差別化が難しい上に、大手旅行代理店にたたかれて終わる。

・地域再生にはIターン者のような外の視点が必要なように、
 日本再生にはよそ者(海外の)視点が重要

・海外のTOPでありながら、日本人と地域の方々をうまく巻き込んでいるから成功している

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ジャンル : ビジネス

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