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幸福のキーワード~友人の言葉から~

先日大学の友人と話していて、ふとその友人が言いました。

「幸せの鍵は選択肢の多さなのではないかと。
 アマルティア・センが言っていたケイパビリティ(capability)って、
 そういうことじゃないか」と。

その友人は超リアリストで、あまり抽象的な概念の話はしないほうなのですが、
なんともハッとさせられる言葉でした。

彼は今、いろいろな事情があって、自分のとれる選択肢が
非常に狭まっており、その中で悩みでた発言だったから、私もいろいろ感じ取れたのだと思います。

日本人はお金も物もあって、幸せなはずなのにそうではないと感じている。
そういう話はバブル崩壊後多く語られました。
でも、その友人の一言ほど自分が現実にしっくり来た言葉はありませんでした。

人事をやっていたとき、私は選択肢の多さ、情報の多さに学生が困っているように見えていました。
しかし、最近少し違うなと感じ始めていました。

それは昨年末の大学でのプチ講義の後の学生の悩みを聞いたときに確信に変わっていました。
「見えないレールのようなものが物心ついたときからしかれていて、
 そこから外れることが許されないそういった社会の圧力を感じる」と。

結局、彼らにとって選択肢はあるようでないのです。
もちろんそんなレールは自らはずして生きることもできるのでしょうが、
小さい時から正解が1つしかない問題を解き続けてきた人の多くにとって、
それはきっと難しいことでしょう。

実質的な選択肢の多さ、それは確かにありがたいことです。
顧客も上司も友人もある程度厳選された選択肢があることを望みます。

「頑張らなくてもいいよ。」「ゆっくりしたらいいんだよ。」
そう言われても実際そうできない現状があるとき、その言葉は無力です。
(その言葉の背景にある気持ちを無力だと私は思いませんが)

なるほど、実質的な選択肢というものは、確かに重要であると。
そして、CSRやら、地域再生というのは、新しい選択肢を作るための動きともいえます。
そう考えると私はとてもありがたい状況で仕事をしています。

おちがぐだぐだですが、とにかく思いついたことを書いてみたかったので、雑感を書き記しておきます。
ちなみにアマルティア・センというのは開発経済学の巨匠です。
彼が使ったケイパビリティと言う言葉を友人が適切に用いているかは、ここの本題ではないです。
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