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未来の街はこんな感じ?~地域社会圏主義~

かつてこのブログでも過疎化するニュータウンについて少し書いた気がします。事実、今多摩ニュータウンはすでに高齢化、過疎化が進んできているとのことです。

ジブリ映画のたぬきさん達が必死になって守ろうとした山々を切り開いて、街ができたのに、それから30~40年でその街は機能しなくなってきています。当然ニュータウンは1970~80年にたくさんできたでしょうから、今後全国のニュータウンが大なり小なり多くの課題を抱えることになります。

一方で、私と同世代以下の方々は浮遊する低所得者世代、晩婚化、少子化、共働きと新しい現象の中を生きています。

かつての密接かつ抜けることが難しい閉鎖的で大所帯な地縁、血縁が集うムラ社会、自由かつ孤独で、ネット意外つながらない個人主義、コミュニティが崩壊した核家族。もちろん極端に書いてますが、こういう対比で現代が暗く語られるのもまた事実。

こうやって暗いこと書かれるとええいもういいやって思いますよね。持続不可能だと言われてもどうやったら持続可能になるかを知りたいとも思いますよね。

だからこそ、持続可能な街、見てみたくないですか?

都市、コミュニティに関する新しい道を、建築という視点から提案しているのが、
この「地域社会圏主義」だと思います。
LocalcommunityAreaPrinciples1

住居、建築といったものの集合体がコミュニティというのは考えなくはなかったですが、
住居や建築がコミュニティを規定する大きな要素というのは頭になかったです。

LocalcommunityAreaPrinciples2
なるほど、この本を読むと住居のそれぞれの意味や、戦後の住宅政策、
その背後にある持家と賃貸の現状、ローン施策等々、いろいろな狙いとその破綻が見えてきます。
住宅ローンがあるから、所得の割に日本人は貧乏という論自体は聞いたことがありましたが、
よりすっきりしました。

前半はインフォグラフィックといいますか、ビジュアルで見て楽しい、
でも経済的な試算も含まれていてとても手触り感のある形で「地域社会圏主義」が見せられています。

後半の対談では、論理的に専門家と「地域社会圏主義」の疑問点や価値、今後の課題が離されていて、
とても面白いです。私がいた発達科学部の平山先生(どっかで聞いた名前やなと思ったら)も、
対談に出ていて、斬新な意見をずばずばとおっしゃっています。

都会で散見されるシェアハウス、少しずつ増えてきてコーポラティブハウス、
そのどちらでもないが両者の意味論もすっきりする「地域社会圏主義」

自分の頑張りも含めて、私の老後にはこのような形が見えてきていて欲しい。
そんな1冊でした。ぜひ都市の未来だけでなく、次は地方の形も読んでみたいなと思いました。

この本に出会わせてくださった、大阪大学学際融合教育研究センター准教授の松行輝昌様、
本当にありがとうございます。

■おすすめする方
・ぜひとも行政の方や国交省の方なんかは全員必読でお願いしたい
・地域の循環資源を考えている方
・CSR推進や事業企画系の部門の方
・今後会社の社員の福利厚生や休暇制度等人事制度、人材育成制度を検討している方
・建築、都市計画を学んでいる学生の皆さま
地域活性化コミュニティに関心がある方
・ローンで家買おうかどうしようか迷っている方
・どんな家を建てようか迷っている方
・子育て中の方々
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テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

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