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気ままに奈良南部めぐり13 十津川村 谷瀬の吊り橋 無料の理由

かなりじっくり民族資料館を堪能して、道の駅で昼食と名物として推している十津川ドーナツを食べました。
※十津川ドーナツはとうもろしからできているものです。美味しかったです。Webに全く掲載されてないのですね…

谷瀬の吊り橋

事後で知りましたが「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」でした。たにせと読んでいました。
私のイメージはドコモの関西CMで、赤井英和さんと本上まなみさん(吊り橋)が電話していて、
「(秘境)十津川村でもつながります」というキャッチでCMをしていたメージです。
※実際十津川では圏外となる場所は多いです。

この吊り橋は元々住民の方々の出資でなりたったものです。
でも現在は公共事業としてメンテナンスされています。よって観光料金がとれないということです。
面白いのは注意書きに「観光客が二輪車で橋を渡る事は禁止します」ということ。
つまりは地元住民の方は二輪車で橋を渡っているという事です。
そして「この橋は通学路です。迷惑のないように安全にお渡りください」という注意書き。
吊り橋は決して観光でなく地域の暮らしの知恵の中で生まれたという事です。

150524_十津川村_谷瀬のつり橋 (2)150524_十津川村_谷瀬のつり橋 (3)150524_十津川村_谷瀬のつり橋 (19)

東日本大震災では、近代インフラが機能停止しました。
時代遅れとも言える集落が都市を救いました。
停電でも自家発電して、貯蓄米で炊き出しをしました。重機を使って都市の救援に向かいました。
本来自治体がすべきことであり、彼らは全く資金的対価を得ずに「正しい」と思う正義を行動しました。
決して近代化は悪い事ではありません。私たちが便利に暮らせているのは確かです。
でも、そこには大量の電気や機械を使っています。
→参照「未来をつなぐ人間物語

最新鋭の機械は修理が自分でできません…
(だからスモールイズビューティフルのシューマッハは利用者が修理できる簡易な技術を推進しました。)
電気も太陽光、風力、水力、バイオマス(バイオガス 薪や木質ペレット)は再生可能ですが、
火力(化石燃料は超長期でないと復元しません)と
原子力(福島原発の件はもちろん、核廃棄物は安定化できません。未来に負の遺跡を残しています。)で
産み出す電力は将来世代(みなさんの子どもやこれから生まれる子ども)に対して、
負債を作っているようなものです。

すべてを過去に戻すことが不可能な事、私自身近代化の恩恵で今生きている事、それは分かっています。
しかし、すべてを便利だからということで利用・購買することは疑問があります。
もちろん技術はその使いようです。でも、皆さんのお子様、これから生まれるだろう子ども、孫、
将来世代にじいちゃんはなんてひどいことをしてくれたと言われる選択でいいのかと思います。
(私が子孫を残せるかということはまあ今段階で未定なのですが…)

正直今の年金制度や国債額、個人的にふざけるなと思わないでもないです。
(一方で戦争を生き延び高度経済成長を成し遂げた先人に尊敬と感謝の念もあります。)

現代の土木・建設技術がない時代、なけなしの資金を使っても作りたかった吊り橋。
そうまでしてもつながりたかった対岸。そうした過去に思いを馳せていました。

谷瀬の吊り橋をわたる皆様へ

どうか谷瀬の吊り橋がなくならぬよう、貴重な文化資産と過去の知恵が残るよう、
基金でも茶屋などの観光スポットでも構いません。
皆様が得た楽しさ、学びの対価としてお金を落としていただけませんでしょうか。
橋と橋の両端にわたる人数を警備員さんがカウントしていたことを思い出してください。
彼らの給与はどこからでるでしょう?おそらく税金です。
でも観光という便益を得た人がその適正コストを負担すれば、税金補填は減るはずです。

メリットを得た人間が対価を支払わなければ、税金で補填されます。
今税収と国債利子がほぼ同額になっています。
つまり日本は、サラリーマンに例えると年間給与と借金の利子が同額になっています。
日本の金融機関が国債の多くを負担しているから円の信頼は保たれていますが、
結果的に負担と課題を将来世代に残しているだけです。

今40代30代は戦後団塊世代の負債を背負っています。
バブルに浮かれたツケを背負っています。被害者意識を持っているかもしれません。
でもそのツケを同様に20代以下将来世代に追わせる行動しかとれていません。
決していい格好をしたいからという訳ではないです。
でもできれば彼らへの借金を減らしたい。せめて少しでも彼らにフェアな戦いができるようにしたい。
であれば、フリーライド(享受した価値を適正に負担しないこと)を減らしたい。

そんなことを吊り橋をおそるおそる渡りながら思っていました。
最後に絶景写真をつけておきます。
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いよいよ旅も終わりに近づきました。
帰りに十津川村の台風被害後を見ました。

谷瀬の釣り橋
〒637-1106 奈良県吉野郡 十津川村谷瀬
0746-63-0200



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