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6月24日「人を幸せにする新しい経営指標とは何か」1~「日本で一番大切にしたい会社」の著者、 坂本光司先生のシンポジウム

6月24日は「日本で一番大切にしたい会社」の著者、
坂本光司先生のシンポジウムに出ていました。
http://bit.ly/cXxY83

P6240001.jpg


連続でレポートを書いていきます。

1「価値ある企業の指標の策定に関する共同研究で見えてきたこと」
講演者: 政策創造研究科 坂本光司教授

■価値ある会社の指標作りにいったった背景
 ・過去の業績や財務諸表だけで評価していいのか?
・一般にいい会社が何をやっているのか調べよう
■具体例
障害者法定雇用率を遵守している企業 日本全国で約45%
  56人以上の企業に1人以上の障害者を雇用する義務
・リストラや派遣制度で業績回復
  人を部品として考えている
  切ったりはったりは設備投資でするもの
    ・派遣という制度に対する疑問
      個人の都合で非正規社員を選んだ人は全体の2割

 ・新しい指標で多くの企業に気づきを与えたい
 ・定性的な結果を出版しただけで500通のメールが届いた
  •精神論だけで気づいた人がいた

■会社経営とは
  「『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」
1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする

結果として業績が良くなる傾向あり!
「いい会社」はリーマンショックの不況でどのような行動を取ったか?

■具体例
 第一稀元素化学工業(上場会社)

 世界で2社しかない会社がリーマンショックで7~8割業績が落ちた
 社長が社員に述べたこと

 •2009年重役以上は業績が戻るまで50%カット 部課長25%カット
  ただし、一般社員に責任は無いので、給与そのまま

 ・2010年6月24日
・過去最高の売上
・重役1名除き全員が元の給与に 部課長も全員元の給与に
・その後社長は元に業績が回復したのを見届けて退任

不況はつき物、それに対してどういうことを行ったかが重要

 ニデック(眼科機械)

・リーマンショックで業績悪化
・一般社員 25%給与ダウン(重役 管理職 それ以上ダウン)
・社長のコメント後労働組合執行部が社長にエールを送った
・誰一人リストラしなかった

■「いい会社」の指標の一つに離職率、新卒採用傾向がある
 「いい会社」は離職率が低い+新卒採用は毎年している+採用枠に対してエントリーが100倍以上

    通常の離職率      期末の従業員数/年度初めの従業員数
もう一つの離職率 新卒が入社7,5,3年で何人辞めたか?(メディアが使うことが多い)
坂本先生の指標 過去10年で社員が何人残っているか?

清川メッキ

・好不況に関わらず10人新卒採用する
・毎年数千人のエントリー

 ■社長がそうする理由
唯一の業績アップの原因は人材である
きったりはったりするのは設備投資だけでいい


離職率をきいた 過去10年間の新卒採用者100人中何人残った?

社長は鎮痛な面持ちで「99人残っているだけです」と答えた

■坂本流 経営の原則
喜びも悲しみも共にする
誰かの犠牲の上に成り立つ経営は正しくない
業績が立派なのは結果であって原因ではない
ライバルを蹴落とすのは、経営でなく戦争だ

→一生懸命の名の下に、間違いだらけの経営が生まれてきている

■資料説明
資料1
・人材重視が傾向として出る
・理念表明の有無はあまり大差なし
理念の浸透がはるかに重要
・社員が理念に基づいて発言、行動しているか?
理念の中身に顧客と社員の満足が入っているか?

資料2
人材育成経費/社員の頭数 が4万円/年間以上か?
 →業績と等比的傾向がある
・新卒採用倍率(大企業でない無名の企業でも新卒採用倍率が高い)
新卒割合が高い(新卒重視の会社のほうが業績高い業績になる)
会社で最も重要なのは育てる機能
    →中途社員には教育が不要→つまり教える機会が生まれない
•OJT 先輩が後輩をきちんと教えられるか?
教えさせる教育
    ・教えるには教わる10倍勉強が必要

・障害者雇用が進んでいる
・ある大企業の社長「部課長全員に障害者雇用5%にしようと誓った」

資料3
小さな本社である(管理部/全社員=3%前後)
   ・管理部…自分の正当化のために無駄な資料をたくさん作らせる
   ・顧客でなく本社を向いた仕事をする

■所感
・社員が働きたい!と思う会社を作れば、個々人のモチベーションが上がり、結果として業績も上向く
・理念と現場の実情が矛盾していない職場が重要
 →ねじれの例:顧客重視を掲げていても目標評価基準が売上である
        社員の幸せを掲げているのに、長時間労働や有給取得率が低かったりする

次回は、「今、なぜホスピタリティ経営か」
講演者: 元ザ・リッツカールトンホテル 日本支社長 高野登氏のレポートです

写真は講演後の図。
坂本教授に長蛇の列
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